フロントフォークのオイル交換

サスペンションの中にはバネとオイルが入っています。
バネがショックを吸収したり車体姿勢を作ったりします。オイルはバネが動きすぎないように抑制します。オイルが劣化すれば動きは大きく変わってしまいます。3000〜5000km毎または1年毎に交換とマニュアルにはあります。
それでは早速やってみましょう♪


先ずホイールを外したらフォークを固定しているボルトの上側だけ緩めます。


次にフォークトップを緩めておきます。


固定している下のボルトも緩めます。


スポッと抜けます。


トップを外すとカラーが出てきます。


特殊工具を取り付け自作のコンプレッサーにセットします。


このプレートも特殊工具です。サービスマニュアルの載っている部番で発注することができます。


プレート上のナットを緩めればフォークトップが外れます。抜く際は長いニードルが曲がらないようまっすぐ上にゆっくりと引抜きます。


トップが取れたらカラーとスプリングもゆっくりと引抜きながら逆さにしてオイルを抜きます。逆さにしながらシリンダーを上下に動かして中のオイルを抜きます。


オイルを入れたらシリンダーに特殊工具を取り付け上下に動かして空気を抜きます。
写真を撮り忘れましたが、このあと油面調整の器具を使ってオイル量を調整します。パーツを動かすときはゆっくり動かします。でないとオイルが噴出します。
今回は若干油面を下げてみました。


トップのOリングを交換したら分解と逆の手順で組みつけていきます。突き出し量も+2mmで前下がりにしてみました。

トップを締めたら最後にフォークを固定して終了。
ですが、全てのボルトが締まっているか改めてチェックしましょう。締め付けトルクはトルクレンチでしっかり管理。(写真では普通のラチェットですが組み付けはトルクレンチで行います。)
オイル交換だけでもだいぶフォークの動きは良くなりますよ。また、オイルの銘柄や油面の高さを変えるとマシンの性格も変わってきます。いろいろとチャレンジしてみるのもいいですね♪ 今回、油面を下げましたが、元に戻したければ少し足してあげればOKです(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

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ウィズラン ライディングスクールは
【サーキットを走ってみたい!】
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など、ワンランク上のライディングを目指すライダーのためのスクールです。
いまさら聞けないライディングの基本や
「目から鱗」のテクニックを楽しく学べるスクールを
開催していきます。

 

インストラクター



校長 宇井陽一
1995年全日本選手権GP125チャンピオン。
1996年から2004年までWGP参戦 。  2000年・2001年にはGP125ランキング2位を獲得。同選手権で22戦連続フロントロー獲得。
2007年・2009年、全日本選手権GP250 チャンピオン獲得。   2010年2011年、全日本ロードレース選手権新カテゴリーのJ-GP2に参戦。
2011年からはアジアロードレースに参戦する PETRONAS Hong Leong Yamaha Malaysiaの監督を勤め、ライダー・指導者として活動を続けてきた宇井が校長として指導いたします。
また、全日本GP−3参戦の小室選手をはじめとする国際ライダーがインストラクターを務めます。

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